2008年5月3日土曜日

とんだ吉兆


日本料理の名店と言われた吉兆で、料理の再利用が行われていたと言う。
客に供した料理を下げた後、手付かずと思われる料理を選別し別の客に供すると言う単純な手口だが、もしかして選別の目利き等も居たのだろうか?
もったいない精神から生まれた仕業らしいが、当の客は日本を代表する高級料亭が裏でそんなことをしていようとは夢にも思わなかったろう。
それでは、再利用と断って供すれば問題は無かったのか?
少なくとも衛生面で問題があろうし、事実を告げれば、来店客は皆無になったろう。
もしかして、他の飲食店でも料理の再利用は常習化しているのか?
そう言えば、先日、茅場町にオムライスの有名な洋食屋があるので期待して足を運びましたが、付け合せのパセリは可哀相な程に折れ曲がり、尚且つ萎れておりました。
穿った見方をすれば、手錬れによる高度なパセリの調理技術か?笑止。
敢えて「ご馳走様」も言わぬまま無言で立ち去りましたが、この店には件の目利きも居なかったようです。