2008年8月11日月曜日

国技は何処へ

開催が危ぶまれた北京でどうやら無事にオリンピックが開かれ、競技が行われています。
柔道の試合を見ていて感じたのは、「世界の柔道」は如何に相手に胴着を持たせずにポイントで勝つかと言うゲームに変わりつつあると言う事です。
ポイント制のなせる業か、金メダルのプレッシャーか、つまらぬ試合を多く見かけました。
高校時代の柔道部の顧問が、当時「引き分けを狙って試合をするな」と仰っていたことを思い出します。
姑息な試合をしても、優勝の金メダルを欲しいか…
私には、「世界の柔道」は別のスポーツの様に写りました。