その料理の名は「ラタトゥイユ」
初めて作ったのは、数年前で、野菜たっぷりのおかず入門とかいう本の中に、色鮮やかな野菜の煮込み料理が紹介されていたからです。
レシピも見ずに、思い出しながら、余りものの野菜を使って、適当に作ることにしました。
先ず、中華鍋程の大きくて、深めのフライパンにオリーブオイルを多めに入れて熱し、ニンニクを潰したもので香りづけをします。
具材の野菜は、玉ねぎ、ニンジン、ジャガイモ、ズッキーニ、皮をむいたナス、コリンキー、カボチャ、キャベツ、パプリカなど等。
要は癖の少ない野菜なら、なんでも良いと思います。
好みでセロリ等も良いでしょう。
見た目を重視しないなら、わざわざ、高い野菜を使う必要は無く、安くて嵩の高い物を使えば良いと思います。
私は個人的に豆がすきなので、ヒヨコ豆や白インゲンなども加えます。
扱いに困るスイカの皮の内側の白い部分を入れると、ゴミの減量にもなって、一石二鳥です。
それぞれの野菜を1,2センチ角に切り揃えて、一つの種類の野菜を入れては、炒めた後に蓋をして蒸すを繰り返します。
前の野菜を蒸す間に、次の野菜を切る様にすると、置き場所もとらず、時間もかからず効率的です。
あれば、白ワインとローレルを加えます。
最後に、トマトの水煮の缶詰と無塩のトマトジュースを加えて煮込み、塩コショウで味を調えます。
料理の味付けは極めてシンプルですが、自然な野菜の甘みに驚かされます。
我が家では、週末の夜中に作って、翌朝冷めたものを冷蔵庫で冷やして、毎日食べています。
カレーにリメークするのもお勧めです。