2008年7月29日火曜日

当然の帰結

「燃料費高騰の影響で、イカ釣り船は出漁しても赤字になる為、操業を見合わせている」と言うニュースを何度か目や耳にしました。
夜間、集魚灯を点けイカをおびき寄せて釣り上げる漁法は漁業従事者の技術に頼らず、機械的で効率的だったのでしょう。
さて、30年以上前の夏休み、四国を釣行した際、愛媛県で早朝のイカ釣りを経験しました。
小型の釣り船に乗って沖へ出て、白い疑似餌の付いた仕掛けを海中に投じ、イカの集まって居る棚で釣り糸を止めると、イカが仕掛けに乗って重くなる手ごたえを感じます。
すぐに釣り糸を手繰り寄せると、イカが釣れていると言う寸法で、イカは短時間で面白いように釣れました。
合わせのタイミングと、釣り糸を手繰り寄せるスピードを一定に保つのがコツだったように記憶しています。
ニュースを見聞きする度、何で日中に釣らんのかな?と不思議に思っていましたが…
本日の日経新聞で、イカ釣り漁の、全国の漁獲高比率が昼夜で逆転したと伝えています。
やっぱり、日中のイカ釣りは健在だったんですね。
釣れ過ぎたイカを捌き、その後の行く先々で天日に干してスルメにし、数日後自宅に持ち帰ったことが思い出されます。