2011年3月22日火曜日

仙台街なか模様

震災から暫くして、スーパー等の大型店舗では、待ち行列が至るところで見られました。
所謂「荒物」(死語か?)については、最近、専門店がホームセンターや100円ショップに駆逐され、激減していますので、それを求めて待ち行列が出来るのは致し方ありません。

しかし、「食品」については、わざわざスーパー等に並ばずとも、市井で対面販売している商店に行けば肉や野菜は購入出来るのではと考えていました。

食品は被災地以外では継続して生産している訳で、生産者は消費量を確保する必要があるでしょうし、物流は、需要に応じて何らかの手段で供給されるのは自然な流れです。

そうして考えると、仙台駅前で対面販売を大々的に行っている、仙台朝市は狙い目では無いかと考えていました。

私は、暇がなく、必要にも迫られませんでしたので、仙台朝市には行きませんでしたが、やはりと言うか、スーパーに並んだりするより安易に商品が手に入った様です。

本来なら、震災を機会と捉えて、ダイエットを行う。
こんな浮世離れした行いを実践出来れば良いのですが、自身の未熟を恥じるのみです。
ん?これは、期せずしてSWOT分析後のクロス分析か?

お粗末。

PS.
本日昼休みに地元の藤崎百貨店を覗いて見ました。
営業は1階と地下1階、地下2階の3フロアに限定されていました。
地下2階は生鮮食品を扱っていますが、行列などはなく、精肉コーナーでは牛肉や鶏肉が販売されていました。
豚肉の入荷は明日という張り紙がありましたが、食品の入荷は少しずつ始まっています。
鮮魚コーナーにも行って見ましたが、生魚は少なく、冷凍、干物や加工した物が殆どでした。

又、商店街の幾つかの美容室で、シャンプー・ブロー500円の張り紙を見つけました。
都市ガスが止まっている為、店舗によっては、水でシャンプーするという、恐ろしい張り紙も見られましたが、普通にお湯でシャンプーする処もあります。

水にしろ、お湯にしろ、人件費を含むと到底採算は取れないと思いますが、恐らく宣伝料と考えているのでしょう。

街中は、其処此処に、焼き芋、汁物、弁当やら様々な物売りが見かけられ、さながらプチ闇市の様で、復興している感があります。